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2012年12月20日 (木)

「根拠のない自信を持つことが大事。そしてそれを裏付ける努力をすること」

先日、TOKYO-FMが、勤労感謝の日(11/23)に『未来授業~明日の日本人たちへ』という特別番組を放送していたのが、その録音を聴いていて、司会役の茂木健一郎さんのコトバがもっとも印象に残ったので、まずはそれを載せておきたい。

「根拠のない自信を持つことが大事。そしてそれを裏付ける努力をすること」 

今は「コンプライアンス」という概念が幅をきかせ、ちょっとした失敗がネットではたたかれ続けるなど、「失敗を許されない」という風潮が強い。そんな中でも「チャレンジが大事」というメッセージを込めてのコトバだった。 

そんなコトバをメモの中で探してみたので、並べておきたい。

最近、映画『希望の国』を制作した映画監督の園子温さんは、毎日新聞夕刊(10/12)で、次のように語っている。 

「そこから一歩踏み出し、映像や文章にすること。どんなに稚拙で未熟な表現になろうと一歩を踏み出すこと。一歩がなければ二歩目はない。僕は一歩を踏み出すことこそが誠実なのだと思います」 

後進国を支援したいという思いで、バングラディッシュに単身乗り込み、「マザーハウス」というバッグブランドを立ち上げた山口絵理子さんは、著書『自分思考』で、次のように語っている。 

「曖昧な『できると思うんですよね』だったからこそ、動いてみようと思った。100パーセントの確信がそこにあったら、もしかしたら動かなかったと思う。
 
大事なのは『本能的に、直感的に、感じた気持ち』。ちゃんと分析できているわけじゃないけど、動物的に、といったほうがいいかもしれない。私はそうした直感みたいなものを人より多く持っているような気がする」

サッカー選手、田中マルクス闘莉王は、著書『大和魂』で次のように話している。 

PKは、蹴った人だからこそ外すんだ。蹴らないと一生外さないんだ」 

そして、建築家の坂口恭平は、毎日新聞(9/26)でこんな考え方を披露していた。 

「みんな、いろんなことを試さなすぎるんじゃないかな。例えは悪いけど、家賃はどこまで滞納できるか。大学を出て、東京の高円寺に住んでいた時に試したら、3カ月目に大家さんが来ました」 

とにかくやってみなければわからない。まずルールに従ってしまうより、自分で試して、自分で原則を見つけないと新しい世界は見えてこない。「ルール主義より、原則主義」 「朱子学より、陽明学」 ということなのではないか。

でも、一方で政治の世界では、次のようなことを口にする政治家がもてはやされているからやっかいなのである。大阪市長の橋下徹氏が、新しい職員の入庁式(4/2)で語ったコトバを忘れないように記しておく。 

「民主国家で、人が人に命令を出すなんて、公権力を持った皆さんにしかできない。大阪市民は皆さんの命令にみんな従う。だから命令に立つ側は、しっかりルールを守らないと、誰も命令を聞いてくれない」

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