« 「だけど野球にはマナーがあります。フェアプレーが大切です。ルールでは規制されないけど、やってはいけないことがあるのです」 | トップページ | 「出来る時に出来る事を出来る人が出来る場で出来る限り」 »

2014年2月 7日 (金)

「『どうにもならんことはどうにもならん』『どうにかなることは、どうにかなる』これが僕の人生訓です」

最近、気に入っている言葉を載せておきたい。

ジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんの言葉。雑誌『週刊文春』(11月28日)から。

「『どうにもならんことはどうにもならん』『どうにかなることは、どうにかなる』これが僕の人生訓です」

高畑勲さんや、宮崎駿さんという巨匠とペアを組んできた人だけに説得力がある。

それに関連するような言葉も見つけたので。

元陸上選手の為末大さん著書『諦める力』から。

「人生はどれだけがんまっても『仕方ない』ことがある。でも、『仕方がある』こともいくらでも残っている。努力でどうにもならないことは確実にあって、しかしどうにもならないことがあると気づくことで「仕方がある」ことも存在すると気づけば財産になると思う。 そして、この世界すべてが『仕方ある』ことばかりで成り立っていないということは、私たち人間にとっての救いでもあると思う」 (P228)

「僕は人生において『ベストの選択』なんていうものはなくて、あるのは『ベターな選択』だけだと思う。誰が見ても『ベスト』と思われる選択肢がどこかにあるわけではなく、他と比べて自分に合う『ベター』なものを選び続けていくうちに『これでいいのだ』という納得感が生まれてくるものだと思う」 (P233)

ちなみに劇作家の平田オリザさんのセリフ。(船橋洋一さん『カウントダウン・メルトダウン』より) 

「ベストの選択は無理だと思います。できる限り公正と思われる情報を集めて、次善、三善の策を考えていくしかありません」 (P202) 

ベストの選択なんてない…。

これに囲碁の名人、井山裕太さんが語っていた次の言葉と重ねてみると興味深い。NHK『プロフェッショナル』(1月13日放送)より。

「安全な手というのは、ちょっとずつ甘い手というか。最善から少しずつ悪い、例えば100点の手から90何点、90何点の手が少しずつ積み重なっていくと、もう勝負が入れ替わってしまうような世界なので、どちらがリスクがあるというと結構難しい」

 

ベストを選ぶことにもリスクがある。ベストを求めて何も選ばないのもリスクがある。(2013年10月18日のブログ

だから、ベターな選択を選び続けて、それを常に修正していく。

次の藤原和博さんの言葉にもつながっていく。TFM『ライフスタイル・ミュージアム』(2013年7月5日放送)から。

「日本の教育というのは、正解主義、前例主義、事なかれ主義ですね。正解が必ず一個あるという前提と、前例がないとやらない、なるべく事を荒立てない。

そうじゃなくて、修正主義。まずやってみて修正していけばいいじゃないの。前例主義じゃなくて先例主義。自分が例になればいいじゃないの。さらに事なかれ主義じゃなくて、事あれ主義だと。あった方が学習効果があるし、学べるじゃないの、あるいは失敗した方が学べるじゃなかったんだっけ。そっちにふれないといけない」


正解なんてない。
前例があっても「どうにもならないことはどうにもならない」。「事あれ」の中から学ぶ。

どれもけっこう大事なキーワードだと思う。


« 「だけど野球にはマナーがあります。フェアプレーが大切です。ルールでは規制されないけど、やってはいけないことがあるのです」 | トップページ | 「出来る時に出来る事を出来る人が出来る場で出来る限り」 »

コントロール」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

« 「だけど野球にはマナーがあります。フェアプレーが大切です。ルールでは規制されないけど、やってはいけないことがあるのです」 | トップページ | 「出来る時に出来る事を出来る人が出来る場で出来る限り」 »

カテゴリー

無料ブログはココログ